泌尿器科・
小児泌尿器科

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泌尿器科

泌尿器科

泌尿器科では、腎臓、尿管、膀胱、尿道などの尿路系と、前立腺や精巣などの男性生殖器に関する疾患を診療しています。排尿のお悩みから、結石、感染症、がんまで幅広く対応し、患者様の生活の質(QOL)向上を目指しています。

当院の特徴は、泌尿器科だけでなく内科的な視点も含めた総合的な診療です。頻尿や尿漏れといった症状の背景には、糖尿病や心疾患、睡眠時無呼吸症候群などが隠れていることも少なくありません。複数の診療科の知識を活かし、根本的な原因を見極めた上で、最適な治療法をご提案します。

このような症状でお悩みの方へ

成人の方

  • 頻繁にトイレに行きたくなる
  • 尿が漏れてしまう
  • 排尿時に痛みがある
  • 尿に血が混じる
  • 腰や下腹部に激しい痛みがある
  • 尿の勢いが弱い、出にくい
  • 性感染症の心配がある
  • EDでお悩みの方
  • など

お子様

  • おねしょが治らない
  • 日中のお漏らしがある
  • おちんちんの先が赤く腫れる
  • 陰嚢が腫れている
  • 尿路感染症を繰り返す
  • など

小児泌尿器科

小児泌尿器科

お子様の泌尿器疾患は、成長とともに改善することも多い一方で、適切な時期に治療を行わないと将来的な問題につながることもあります。小児泌尿器科の経験を活かし、お子様の成長段階に応じた診療を行っています。

「無理強いしない」ことを基本方針とし、お子様が安心して受診できる環境づくりに努めています。ご家族の不安にも寄り添い、分かりやすい説明で症状や治療について理解していただけるよう心がけています。

泌尿器科の主な診療内容

過活動膀胱

急に我慢できない強い尿意や、頻繁にトイレに行きたくなる症状でお悩みの方に、薬物療法や膀胱訓練などの治療を行います。実際には別の疾患が潜んでいることもあるため、正確な診断が重要です。

尿漏れ(尿失禁・頻尿)

くしゃみや重い物を持った時に漏れる腹圧性尿失禁や、急な尿意で間に合わない切迫性尿失禁など、タイプに応じた治療を行います。頻尿を伴うことも多く、排尿日誌による詳細な評価が欠かせません。骨盤底筋体操の指導や、必要に応じて専門機関と連携した治療も提供します。

血尿

目で見て分かる血尿(肉眼的血尿)から、検査で分かる血尿(顕微鏡的血尿)まで、原因検索を行います。膀胱がんなどの重大な疾患が隠れている可能性もあるため、膀胱鏡検査を含めた精密検査を実施します。

膀胱炎

排尿時の痛みや頻尿、残尿感などの症状に対し、適切な薬剤による治療を行います。再発予防のための生活指導も重視し、継続的なフォローアップを実施します。

尿管結石・腎結石

激しい痛みを伴う尿管結石や、症状の少ない腎結石に対し、鎮痛薬や排石を促す薬剤による治療を行います。結石の種類に応じた再発予防の指導も行い、長期的な管理をサポートします。熱を伴う場合は緊急治療が必要なため、適切な判断と対応を行います。

腎盂腎炎

高熱と腰痛を伴う腎盂腎炎は、迅速な診断と治療が必要です。重症例では入院治療が必要となるため、適切な医療機関と連携して対応します。

泌尿器がん

前立腺がん、膀胱がん、腎がんなどの早期発見に努めています。PSA検査、尿細胞診、エコー検査などのスクリーニング検査を実施し、必要に応じて専門機関と連携します。

前立腺肥大症

尿の勢いが弱い、残尿感がある、夜間頻尿などの症状に対し、薬物療法を中心とした治療を行います。PSA検査により前立腺がんとの鑑別も行い、安心して治療を受けていただけます。

前立腺炎

排尿時の痛みや不快感などの症状に対し、抗菌薬や漢方薬を用いた治療を行います。慢性化する可能性もあるため、患者様の症状に寄り添った長期的な管理を心がけています。

骨盤臓器脱・性器脱

膣から膀胱や子宮が下がってくる症状に対し、エコー検査による評価を行います。出産経験のある女性に多く見られる疾患で、症状の程度に応じて、保存的治療や専門機関への紹介を行います。

性感染症

クラミジア、淋菌をはじめ様々な性感染症に対し、ガイドラインに基づいた適切な検査と治療を行います。プライバシーに配慮した環境で、安心して受診していただけます。※男性のみ診察を行なっております。女性は産婦人科と連携しての対応になります。

ED(勃起不全)

心理的要因も含めた総合的な評価を行い、漢方薬から始める段階的な治療を提案します。必要に応じて心臓検査を実施した上で、安全性を確認してから薬物療法を行います。

小児泌尿器科の主な診療内容

尿失禁

日中のお漏らしでお悩みのお子様に対し、排尿習慣の指導や薬物療法を行います。便秘との関連も評価し、総合的なアプローチで改善を目指します。成長とともに改善することも多いため、焦らず根気強く治療を続けることが大切です。

夜尿症(おねしょ)

小学生の一定数に見られる夜尿症は、決して珍しい症状ではありません。生活指導、アラーム療法、薬物療法など、お子様の状況に応じた治療を選択します。実は尿管異常が隠れていたケースもあるため、必要に応じてエコー検査も実施します。

膀胱尿管逆流症

膀胱から腎臓へ尿が逆流する病気で、繰り返す尿路感染症の原因となります。早期発見・早期治療が重要なため、発熱を伴う尿路感染症を繰り返すお子様には積極的に検査を勧めています。程度に応じて専門機関へご紹介することもあります。

亀頭包皮炎

小児によくみられる病気で、亀頭や包皮に赤み・腫れ・かゆみ・分泌物・痛みなどを伴うことがあります。原因は不十分な清潔保持や細菌感染などが多く、再発を繰り返すこともあります。気になる症状がある場合は、お早めにご相談ください。

当院での診療について

大阪市生野区のりょう泌尿器科内科クリニックでは、泌尿器科疾患に対して排尿日誌を用いた詳細な問診と、各種検査により正確な診断を心がけています。泌尿器科疾患は羞恥心を伴うことも多いため、プライバシーに配慮した診療環境を整えています。

治療は薬物療法だけでなく、生活指導や運動療法も含めた総合的なアプローチを行います。必要に応じて専門機関と連携し、手術治療や高度な検査が必要な場合も適切にご紹介します。治療後のフォローアップも重視し、再発予防や長期的な健康管理をサポートします。

泌尿器科の受診は少々敷居が高いと感じる方がいらっしゃるかもしれませんが、早期の診断と治療が大切です。どうぞお気軽にご相談ください。

排尿日誌について

当院では、排尿の問題でお悩みの方に「排尿日誌」の記録をお願いしています。これは、排尿の時間、量、切迫感の有無などを記録していただくもので、診断において極めて重要な検査です。

排尿日誌で分かること

  • 1日の排尿回数と排尿パターン
  • 1回の排尿量と1日の総尿量
  • 夜間の排尿回数と量
  • 水分摂取量との関係
  • 尿意切迫感の頻度とタイミング
  • など

なぜ排尿日誌が大切なのか

排尿の感じ方は人それぞれ異なります。夜1回の排尿でもつらい方もいれば、3回でも平気な方もいます。この個人差を客観的に把握し、お一人おひとりに合った治療方針を立てるために、排尿日誌は欠かせません。簡単な記録ですが、得られる情報量は非常に多く、的確な診断の決め手となります。

06-6753-3577

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